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レベル計
圧力式レベル計
液体の比重が一定であれば、液体が入っている容器の底にかかる圧力は液面の高さと液体の密度の積に比例します。この圧力を測定して液面の検出がを行います。容器内の液体を、直接、差圧伝送器に導き測定する方式が一般的です。測定した圧力はアナログ信号として伝送され、連続したレベル測定ができます。計測対象となるタンクの種類(開放式または密閉式)によりいろいろな圧力測定方法が用いられています。
投込式水位計
ケーブルの先に取り付けた検出部を水中に投入して水位を計測します。検出部に内蔵されたダイヤフラムが液面のレベルを液体圧として捕え、その液体圧を電気信号(DC4~20mA)に変換し、液面を連続検出します。上水道、下水道、井戸、貯水池、配水池、ダムや河川などにおいて、水位の計測に用います。
静電容量式レベル計
コンデンサなどで知られている静電容量を利用して計測します。測定する液体の入った容器と電気的に絶縁された電極を容器内に挿入すると、容器内の液体のレベル変化によって電極と容器壁間の静電容量も変化し、これにより液体のレベルを測定します。静電容量式の場合、測定対象が導電性であるか、容器が金属であるかによって測定方法が異なってきます。
超音波レベル計
超音波パルスをセンサ発信部から発信し、測定対象(液体など)に反射して戻ってくるまでの時間を計測することによって、液面などのレベルを連続的に計測します。音速(超音波)は気体の種類と温度によって変わるため、気体の温度を補正して行います。超音波レベル計は、非接触で測定でき、機械的な可動部がないいため、保守・点検が容易です。
ディスプレーサ式レベル計
液体中に浸漬する円筒型ディスプレッサーの重量変化を伝送信号に変換する方式で、ディスプレッサーを槽内に直接挿入する内筒型と、外部に液を導き測定する外筒型があります。ディスプレッサーにかかる浮力は、それが排除した液の重量に等しく、したがってディスプレッサーの断面積が軸方向に関して一定であれば、浮力と液位は直線関係となり、浮力を測って液位を検出することが可能となります。
電波式レベル計
電波式レベル計から発信されたマイクロ波パルスが液面などの測定対象物表面で反射し、その反射パルスを再び電波式レベル計で受信します。この発信してから受信するまでの伝播時間を測定することによって、電波式レベル計と測定対象物までの距離を測定しています。マイクロ波を使っているため、測定対象の温度、圧力、風などの影響を受けません。























